先日ひどいめまいと、嘔吐、頭痛に見舞われました。
朝起きたら、天井がぐるぐる回っていていつもと様子がおかしい。
立とうとするも上半身がくの字に曲がり、立っていられない。
総合病院に行くことになり、2日間かけて内科、耳鼻科、脳神経外科、CT、MRIで検査、合計約8時間かけて診て頂きましたが異常がないとの事。
だいたい病院で原因の分からない症状は自律神経が関係してるはずという自分での結論に至る。
体が弱ると日頃感じていないわずかな刺激にも、体が受け付けたくないという事がよくわかる。
特にスマホの光、照明器具のわずかな豆球、隣の部屋からのテレビの音、お笑い芸人の大きな声、戦争のニュース、殺人、暗くて悲しいニュースなど。普段全く見ていても気にならなかったが、今回はとても敏感に反応し心と精神に強いストレスを感じているのがよくわかる。
とにかく静かにして欲しくて真っ暗な部屋で寝たい。もうなんとかならないのかと思ったが、これは頭痛患者さんの気持ちを知れということだな。
頭痛患者さんの訴えるツラい症状や気持ちを身をもって知り、よくわかったことが何よりもの収穫だ。
ふと思うと、人それぞれ症状は違えど、患者さんはおそらくこんなしんどい思いをして当院に来てた人もいたはずだ。
にも関わらず自分はそんな気持ちを汲み取ってあげれてなかった事もあったはずと反省。
これまで初回で来て予約を取らずに帰っていった人、治療半ばでやめていった人、せっかく期待してきたであろうに、今でも頭痛に苦しんでいるかもしれないと思うと本当に申し訳なかった事に気付かされた。
分かっていたつもりでも、全然わかっていなかった。
大げさかもしれないが頭痛と悪心、だんだん呼吸がしにくくなって苦しい、死ぬ時ってこんな感じで死んでいくのかなと。
ふと目を開けると部屋にあるすべてのものがあの世に持っていけないものばかり。
もうあっちの世界には「思い出」しか持っていけないなと教わり、人生において本当に大切なもの、これからの生き方までいろいろ考えさせられた。
自分では気にしてなかったけど、自律神経を狂わせない様に生きていかなくてはダメだな。
そのためには人目を気にしたり、自分をよく見せたいとかではなく自然体で生きていこうと改めて感じた。
おそらく今までの生き方は、生きづらさからくるストレスの蓄積に繋がっていて、今回はそれが大爆発したのかもしれない。
もうあのツラさはごめんだ。
もっともっと大事なことに目を向けよう。
ひょっとしたら頭痛患者さんも、私と同じ様に目に見えない生きづらさを抱えているのかも知れない。
患者さんの頭痛が引き起こしている背景を感じ取ってあげ、これまで耐えてきた歴史を想像し患者さんのためにもっと寄り添ってあげよう。
改めて日頃から自分自身が自律神経の整った手で患者さんを診てあげようと心に誓いました。
